よりポジティブに生きるための『終活』にまつわる情報をお届け。

良い終活のための情報サイト

遺品整理

遺品の整理について~終活で直面する現実的な問題と「気持ち」の問題

更新日:


 

 

遺品整理というのは、常に寂しさや切なさを伴うものです。そしてまた、非常に煩雑なものでもあります。

気持ちの面でも現実的な面でも、なかなか苦慮する遺品整理のやり方について見ていきましょう。

 

 

<気持ちの面での折り合いをつけるために>

遺品整理をする場合、否応なく、「自分の大切な家族が亡くなったこと」と向かい合わなければなりません。

これはかなり厳しく、寂しく、切ないものです。よく言われることですが、人が亡くなった直後は、「まだその人がそこにいるように思える」と感じるもの。そんななかで、遺品整理をしていくのはかなり心情的につらいことでしょう。

このため、遺品整理になかなか手がつけられない人もいます。

 

もしあなたが遺品整理に着手すると決めたのなら、あなたと同じ立場にあるほかの家族の手も借りましょう。たとえば、お母さまが亡くなったのであれば、ご兄弟と一緒に片付けをしていくのです。さまざまな感情があるかと思いますが、故人の思い出話をしながら片付けていくことは、「気持ちの整理」をするためにも非常に有用です。

また、後でお話しする「現実的な問題」に対処しやすくなるというメリットもあります。

 

 

<現実的な問題について>

 

遺品整理は心情的にもつらいものですが、現実的な問題も伴います。

 

遺品整理をしているときに、高価な宝石が出てきた……というケースは、それほど珍しいものではありません。

「自分が見つけたのだから自分の物にしてしまおう」「手間賃としてもらっておこう」「価値がわからないから、とりあえず自分の家に片付けておこう」と考える人もいるかもしれませんが、これは危険な行為です。

 

宝石類などの価値のあるものは、「遺産」である、と考えられます。相続人には遺産を引き継ぐ権限があるため、「ほかの相続人に対しても情報を共有する義務」が生じます。また、相続税にも変化が出るかもしれません。このため、「見つかった遺品(特に価値がわからないものや、あきらかに高額であるもの)」の処分は、現実的な難しさも持っているのです。これは宝石だけでなく、骨董品や絵画にも同じことが言えます。必要に応じて、専門業者に鑑定を依頼しましょう。

 

 

<一番大きな遺品、「家」>

もう1つの問題が、「家」です。

すでに高齢者施設に入っていたり、だれかに引き取られて生活をしていたりする場合は、「持ち家」が処分されていることもあります。このようなケースではそれほど困らないのですが、「最後の場所が持ち家だった」というような場合は、遺品整理も困難を極めます。まず単純に荷物の量が多いですし、家の管理をどうするかという問題も出てきます。

 

長く空き家のままにしておくと、不審者が住み着き始めたり、自然災害で瓦がおちたりしたときでも対応をしてくれる人がいないなどのようなトラブルが起き得ます。こうなると、ご近所にも大変な迷惑がかかります。

 

ただ、一軒家の場合、荷物を整理するために時間が必要です。

そのため、まずは周囲の人に「生前親がお世話になった、これから何回かに分けて遺品整理に訪れる」という旨の挨拶をしておくことをおすすめします。長く一人暮らしをしていた人が亡くなった場合、近所の人は故人のことを知っていても、故人の子どものことは知らない……というケースも多いからです。

 

これと並行して、「家をどうするか」についても話し合いましょう。

自分たちの実家だから取り壊さないでおくのか。

それとも、もう戻ってくることがないから、売りに出したり取り壊したりするのか。

前者の場合は、「子どもたちのうちのだれか(あるいは縁者のだれか)が戻ってきて住む」「空き家の管理業者にお願いする」「自治体の空き家管理システムを利用する」などの方法を検討することになるでしょう。

 

 




-遺品整理
-

Copyright© 良い終活のための情報サイト , 2020 All Rights Reserved.